院長紹介
院長 林 宗史
略歴
- 福岡歯科大学大学院 卒業
- 福岡歯科大学大学院 口腔病理学講座 助手として勤務
- 平成11年~14年 山口・長崎・福岡・沖縄の歯科医院にて勤務
- 平成15年 はやし歯科クリニック(旧名称:林歯科医院)にて勤務
- 平成18年 はやし歯科クリニック リニューアルオープン 院長就任
歯科医師を目指そうと思ったきっかけ
元々石垣島で歯科医師として開業していた父親の仕事風景を見ていましたので、小さい頃から自然と歯科医師を志していました。
(小学校1年生の作文には「将来歯科医師になる」と書いていました。)
大学卒業から大学院入学
福岡歯科大学を卒業後、山口県の歯科医院へ就職しました。
しかし、いざ勤務してみると思わぬ壁にぶつかりました。それは「口腔病理学の大切さ」です。
口腔病理学とは口腔の病気の状態について学ぶ基礎科目です。一般的に、口腔病理学を専門的に学ばなくても歯科医師として開業は可能です。しかし、顕微鏡を見て病状の原因を知る上での幅広い知識は、口腔病理学講座に在籍しないと学べませんでした。
臨床所見と病理所見は、病理所見が優先されるほど、重要な分野です。
改めて、口腔病理学の大切さを痛感し、勤務医を1年経験した後、大学院へ入学しました。
大学院卒業~勤務~院長就任
4年間、大学院で口腔病理学を学んだ後、そのまま口腔病理学講座に助手として3年間勤務しました。
7年間の口腔病理学講座での経験は、現在の臨床歯科でプラスになっています。
その後、臨床経験を求め、長崎・福岡の歯科医院にて4年間勤務した後、平成15年に沖縄に戻り、はやし歯科クリニック(旧名称:林歯科医院)にて勤務開始しました。
はやし歯科クリニックで3年間の勤務の後、院内外の全面リニューアル、そして父が約30年経営していた林歯科医院を継承し、はやし歯科クリニックと名称を変更して院長に就任しました。
院長あいさつ
はやし歯科クリニックは、平成18年4月に院内を全面リニューアルし、バリアフリーにも対応した歯科医院です。車椅子の方はもちろん、ベビーカーに乗ったお子様と一緒にもご来院頂けます。また、平日は17:30まで診療しておりますので、お仕事帰りにも気軽にお越しいただけます。
歯科医師は私含め院内に2名、訪問歯科診療専属歯科医師1名の計3名体制で日々診療しております。
はやし歯科クリニックではコミュニケーションを大切にし、笑顔が絶えないクリニックを目指しています。
お口の状態を健康に保つことによって、皆様の人生がより素晴らしくなるようお手伝いをさせて頂きたいと思います。
今後ともはやし歯科クリニックを宜しくお願いします。
林院長にインタビュー
―まずはじめに、患者さんを診療するにあたって、林先生がいちばん大切にしていることは何ですか?
沖縄はやっぱり情があるというか、そういう意味で患者さんとしっかり向き合いたいと思っていますね。本土でベストなやり方が必ずしも沖縄でもベストとは限らなくて、治療の説明の仕方や患者さんとの距離感にしても丁寧な対応を心がけています。
―待合室に貼ってある予防歯科の必要性を訴える手作りのポスターが印象的でした。
「歯が痛くなったら通う」けど「治ったらもう行かない」。そんなふうに歯科医院とお付き合いをしている患者さんが多いんですね。でも実はそれだと長い目で見るとお金や時間がかかってしまうし、治療も大変なんです。そうではなくて、健康的な歯を定期的にケアしてキレイに保つほうが時間も費用も抑えられるんです。
だから今からの僕たちは痛いから削って治すのではなくて、痛くならないように予防するという考え方で歯科医院を利用してほしいと思っています。「歯医者さん=むし歯を削って治療するところ」ではなくて、「歯のケアをしに行くところ」でなくてはならないと思っています。
―患者さんの歯の健康維持をお手伝いしてくれるところなんですね。そういう「一生の仲」というか、末永いケアを心がけているという姿勢に温かさを感じました。
僕は「人間はやっぱりハートかな」って思うんですよね。たとえば食事に行った際に安くても店員さんがツンツンしているお店と、少し高めでも店員さんがすごく感じのいいお店だったら後者のほうが気持ちいいじゃないですか?
病院でも設備とか、技術とか、もちろん大切だけれども、いちばん伝わるところはココ(ハート)だなって思うんですよ。だからそんな思いとかけて医院内に置いてある時計をすべてハートをモチーフにしたデザインのものにしました(笑)。
―スタッフさんの雰囲気も明るいというか、治療の説明をはじめ、患者さんとの接し方に温かみがありますよね?
スタッフも含めて患者さんとの心のこもったコミュニケーションを大切にするように心がけていますね。これもハートに繋がってきますけど、スタッフあっての医院なので、僕以上にスタッフにはいい雰囲気で仕事をしてほしいと思っています。
そういう意味では僕とスタッフのコミュニケーションも大事にしたいと思っていて、医院の外でも定期的に食事会などで交流を深める努力をしていますね。それでその様子なども患者さんに知ってもらえるように手作りの新聞を待合室に貼ってあるんです。
―それでは最後に休日の院長の過ごし方を教えてください。
僕は休日を自宅でのんびり過ごすっていうのができないんですよ。だから朝から結構ドライブに行ったり、カフェでゆっくりランチを楽しんだりするのが好きですね。
実は待合室のソファは僕が好きなカフェのイスを参考にして作ったんですよ。そういう雰囲気作りも医院の明るいイメージに繋がってくれたらいいですね。