予防歯科

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歯医者は歯が痛くなくても行くところ?

歯医者は歯が痛くなくても行くところ?患者さんからよく「痛くなくても歯医者に来ていいの?」とご質問頂きます。
歯医者は「むし歯で痛くなったら、歯を削る痛い場所」ではなく、「痛くならないように、自身では行えないケアを行ってもらう場所」です。

実際に、ご自宅で一生懸命ケアをしても、除去できる汚れは、歯磨きで80%・フロスで10%の計90%です。残りの10%は歯医者で行うケアで除去する必要があります。
そのため、はやし歯科クリニックでは患者さんに対し、3ヶ月~6ヶ月に1回のメインテナンスを推奨しております。

是非、歯科医院をうまく使いこなして頂き、1本でも健康な歯を残して頂きたいと思います。

定期的にメインテナンスをするメリット

定期的にメインテナンスをするメリット車も定期的にメインテナンスを行うと思いますが、仮にメインテナンスを行わず故障してから修理に出すと、お金も時間もかかってしまうかと思います。
歯も同様で、定期的なメインテナンスを行わないと歯は長持ちしませんし、痛くなってから歯医者に行くとお金も時間も余分にかかってしまいます。

実際に定期的に歯科医院でメインテナンスを受けている方と、痛くなってから歯科医院に通う方では、前者のほうが生涯医療費は安くなるといったデータも出ています。

定期的なメインテナンスで行うこと

一部を除き、定期的なメインテナンスは保険適用されます。
患者さんにもよりますが、3割負担の再診の方で1,000円~2,000円前後となります。

定期検診

定期検診主にむし歯や歯周病、噛み合わせのチェック等を行います。
初期のむし歯であれば、麻酔をしなくても痛みなく除去できます。逆に痛みのある場合は、むし歯がかなり進行してしまっている証拠です。

染め出し液による磨き残しチェック

染め出し液による磨き残しチェック歯に「染め出し液」を使用することで、ブラッシング時の磨き残しやタバコ・コーヒーなどによる沈着物、歯石がついているかをチェックします。
磨き残しの多い箇所については、ブラッシング指導を行います。

スケーリング(歯石除去)

スケーリング歯に付着した歯石を取り除きます。
むし歯や歯周病の原因である歯石は、ブラッシングだけで完璧に除去するのは不可能なので、歯科医院で定期的な除去が不可欠です。

フッ素塗布

フッ素塗布はやし歯科クリニックでは、小児・成人の方共にフッ素を塗布します。(無料)

フッ素は歯質を強くし、むし歯予防につながります。(久米島では自治体主導により水道水にフッ素を入れることで、むし歯罹患率が低下しております)
定期検診受診の際には無料でフッ素を塗布します。

PMTC

PMTC(自由診療・保険外診療)PMTCとは「プロによる機械を使用した歯のクリーニング」です。日頃のブラッシングで歯ブラシが届きにくい所、汚れの溜まりやすい所を専用の機械を使用してクリーニングを行います。

PMTCにより歯の表面のバイオフィルムという膜を除去し、歯垢の完全除去によるむし歯予防、口臭予防、歯周病の予防、歯の着色、ヤニの除去等ができます。PMTC後の歯のツルツル感が最高です。
また清掃後、表面についている細かい傷を滑らかにするジェルを塗布することで歯の表面がツルツルになり、表面に歯石が付きにくくなります。

ブラッシング指導

ブラッシング指導「しっかり磨けている」と思っていても、各個人の歯ブラシの持ち方や癖によって、いつも磨けていない歯があります。「磨いている」と「磨けている」は違います。

ご自身ではなかなか気づかないので、当院のスタッフが定期的なブラッシングのチェックを行います。

シーラント(小児のみ)

子供の奥歯は食べカスなどが溜まりやすい場所です。そのため、奥歯の溝にあらかじめプラスティックを埋めることで、むし歯になりやすい状態を防ぐことが可能です。
特に6歳臼歯に有効的な処置です。

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