ブログ

2021.08.12

歯肉チェック☆

みなさん こんにちは。那覇市若狭の歯科クリニック、はやし歯科クリニックです♪

サイレント・ディジーズ(静かなる病気)と呼ばれている歯周病。
歯周病は、歯肉のまわりに起こる病気のことです。
大きく分けて「歯肉炎」「歯周病」の2つの段階があります。
自覚症状がないまま進行し、ひどくなってから発覚することが多いです。
手遅れになるまえに(”^ω^)・・・!
進行の仕方と予防についてお話ししていきます。

「歯肉炎」は歯肉にのみ炎症がある状態で、歯肉が赤くなって腫れたり、
歯磨きなど少しの刺激で出血したりします。
原因となるのは、磨き残した歯垢です。細菌が蓄積して炎症を引き起こします。
歯肉炎の段階なら歯みがきをきちんと行うことで改善されます☆

しかし、さらに悪化して歯周ポケットと呼ばれるみぞができたり、
歯を支える骨まで溶けたりする「歯周炎」(歯槽膿漏)になると
元に戻すことはできないんです…😥
治療をして腫れや出血は無くなって症状は改善されたとしても
失った骨や深くなった歯周ポケットは元通りにはならないのです。

歯肉炎や歯周炎を予防するには、
・毎日の歯みがきできちんと歯垢を落とすこと
・歯肉をマッサージして血流を促すこと、が大切です(*^_^*)

歯磨きする時に自分の歯肉をよく見てみてください。
赤く腫れている、歯肉から血が出る、口臭が気になるなどの症状に
思い当たるなら注意が必要です。
炎症部位を確認したら、そこに毛先をきちんと当てて磨きます。
血が出ると怖がって磨かなくなる人が多いようですが、きちんと磨くことが必要です。
※ゴシゴシ磨かずにやさし~く磨いて下さいね。
ポイントは歯と歯肉の境目に、ハブラシの毛先を軽く入れるような気持ちで、
ななめに当てて小刻みに動かすこと!歯肉へのマッサージ効果もあります。

「歯肉炎」は元に戻せても「歯周病」は元には戻らない!
毎日の歯磨きの重要さを知って、自分の歯を守りましょう(^_^)/~

 

医院紹介ブログ