こんにちは。那覇市若狭の歯科クリニック、はやし歯科クリニックです♪
早いもので2020年も2ケ月がすぎようとしていますね。
天気は暖かくなってきたものの、新型肺炎が感染拡大しており、心配ですね。しっかり手洗い、うがいを
してください。
今回は、歯周病とタバコの密接な関係についてお話しします。ぜひ、ご参考になさってください。
タバコは危険因子の代表!?
歯周病にとって喫煙のリスクはとても大きなもので、危険因子の代表ともいわれています。
吸う人は吸わない人に比べて、歯周病になりやすく、進行速度も速くなります。なおかつ治療してもなおりにくい
こともわかっています。
主な理由として・・・
1 歯ぐきの血行が悪くなり歯ぐきに酸素や栄養が十分に行きわたらない。
2 歯ぐきの抵抗力が弱まり、細菌と戦う白血球の働きが半減し免疫力が低下する。
3 唾液の分泌が抑えられる為、プラークや歯石がつきやすい。
◎ニコチンの影響
タバコに含まれるニコチンは歯ぐきの血液の流れを悪くし、歯ぐきの十分は酸素や栄養を行きわたらせなくする
だけでなく、唾液の分泌量も抑えてしまうため、プラークや歯石を付きやすくします・
◎免疫力の低下
タバコは細菌と戦う白血球の働きが半分程度になるため、免疫力が弱まります。
また、喫煙によって口臭や歯ぐきの変色がおこります。喫煙により歯にタール(発がん物質)が付着し、ニコチン
の影響で毛細血管が収縮し歯肉は暗紫色になります。粘膜にタールやメラニン色素を呼び、それらを多く沈着させ
歯ぐきや唇の色は黒ずみます(>_<)
そしてやはり一番怖いのは「がん」です・・
喫煙者は口腔や咽頭がん発生率が非喫煙者の3倍です。咽頭がんにおいてはなんと32.5倍!!
タバコの煙は家族の口腔にも影響を与えていて、喫煙習慣がある親の79%の子どもの歯肉に黒い着色が認められているという調査結果もあります。
タバコを吸う人は吸わない人に比べて歯周病にかかりやすく、歯周病の進行も早く歯周病治療を行っても、治りにくい傾向にあることが明らかになっています。
歯周病治療に専念す場合はまず禁煙から始めることがおすすめです。
当院では3ヶ月に1度の定期検診をおすすめしております。お口の中の事で気になる事やお悩みがあれば、いつでも
ご相談くださいね♪